年を越した引越し蕎麦

去年の4月に引越しをした。

その引越し荷物は、まだダンボールの中にあったりする。

普段使うもの以外なモノになるので捨ててしまってもいいのかもしれない。

とはいっても、たまに必要になるわけで、あるものを探してたら出てきたのが

引越しの見積もりを頼んだときに営業担当者から貰った「引越し蕎麦」

 

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賞味期限は2018年1月11日。ぎりぎりだ。

蕎麦は好きなので、さっさと食べてしまおうというわけだ。見つかってよかった。

ところで、引越し蕎麦の風習は、話には聞くが、実体験として経験したことはなかった。貰う配る両方として。

wikipedia先生によると

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引越し蕎麦(ひっこしそば)とは、新しく引っ越してきた者が近隣に蕎麦を配る習慣である。

江戸時代、少なくとも天明年間には江戸に広がっていた習慣。上方では存在しなかった。

蕎麦は安かった事と細く長くお世話になりますの意味を込めて、引っ越してきた者が挨拶を兼ね、隣近所(長屋の場合はいわゆる「向こう三軒両隣」の5軒)にはせいろ二枚ずつ、大家には五枚の蕎麦を配った。因みに蕎麦は側に引っ越してきたという掛け詞でもあるが、このような洒落を込めた意味合いは、あとから付け加えられたとされる。

この風習が始まるまでは、引越しの際には粥を近所に配っていた。江戸期には乾蕎麦は一般的ではなかったし、生の蕎麦や茹でた蕎麦では時間による劣化が起こる。そのため「蕎麦切手」という一種の商品券のようなものを配ることが多かった。

隣人や大家へ挨拶する文化自体が次第になくなるようになり、おおよそ昭和の初めごろから隣人に蕎麦を配る風習は廃れていった。

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江戸時代の江戸限定な風習、かつ昭和初期には廃れたという。

引越しといえば引越し蕎麦というのは、知られていても、実際にしないのはそういうことなのだろうか?

引越しの挨拶も最近はしないほうがいいらしいですしねぇ。

 

ちなみに、日通さんは料金は高いけどクォリティーは高いので、金にモノを言わせれるなら丁寧・迅速・確実で最強の引越し業者だと思います。コストパフォーマンスになると微妙。